銀行印に最適な印材は耐久性・捺印性から、金属または角・牙系となります。
認印は特に材質を選びませんが、丈夫な角系、デザイン豊富な木質系や樹脂系もお勧めです。
① 印鑑全体の形
印鑑の形は大きく分けて、丸棒・寸胴といわれるくびれのない形と、天丸・天角といわれる中央が細くくびれた形のもの、その他には割印専用とされる形があります。
一般的に個人用には丸棒、法人用には天丸・天角が多いのですが、天丸印は押しやすい形なので個人印としてもお勧めです。
印鑑の長さは約6センチが標準です。
昔は4.5センチ位の短い印鑑もありましたが今では珍しくなりました。丸棒型は短いと押すときに力を入れにくくなるため、あまり短いものはお勧めできません。
ミニ天丸と呼ばれる天丸型で長さの短いものならば、胴がくびれているため短くても力を入れやすく、アタリが付いて印面の向きもわかるので、押しやすい印鑑です。
② 印面の形・大きさ
割印を除いた印面の形状は丸印と角印に分かれ、丸印には小判印など正円でない形もあります。
銀行印の大きさは、丸印なら直径13.5㎜~15㎜前後、角印なら長辺15~18㎜程度
認印は、丸印で直径10.5㎜~12㎜くらいが標準的です。
直径8㎜より小さいものや直径18㎜を超える大きさの場合は銀行印として使用可能かどうか金融機関にご確認ください。